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会社案内

湘南技研について

真空精密機器で研究開発を支える

湘南技研は、創業開始1977年9月以来、真空装置に使用するチャンバー、配管、フランジ、マニピュレーターなど、真空機器部品の設計、製作を中心に行っています。お客様からのご要望により、設計、部品製造、加工、表面処理、組立、検査までの製作を承っています。

半導体や液晶ディスプレイをはじめ、バイオテクノロジー・ナノテクノロジー・宇宙開発など、現在から未来にかけて科学技術開発のベースとなる基本技術が「真空」です。真空空間は低真空、中真空、高真空、超高真空、極高真空の5つのレベルに分類され、湘南技研では高真空から極高真空の製品を作っています。

成膜、蒸着装置などの実用分野から、原子物理学の実験装置などの基礎研究分野まで、真空技術を応用した開発・研究に使用する真空機器の製作を行い、研究開発を支えています。

産学官の連携による独創的な研究・技術開発を実現させるために、製造分野からサポートを行い、自由度と生産性の最適化に日々努めています。そして、大学官公庁及び民間企業の研究開発機関に採用されてきた、数多くの経験と実績を活かし、研究者のベストパートナーを目指します。

真空精密機器の設計から製造までワンストップ

湘南技研では、真空装置の設計から製造まで一貫して最先端の技術で対応します。真空蒸着装置・イオンプレーティング装置等の成膜装置や実験用装置を中心に、各種の真空装置/コンポーネントを、民間企業のプラント・大学・官公庁の研究所等に納入しています。

また、図面がない等の企画・構想段階でも、お客様のニーズに合わせ柔軟に対応し、問題解決のお手伝いをさせていただきます。

アークプラズマ蒸着源:最先端の材料開発有効な技術

アークプラズマ蒸着源は、蒸着したい金属や導電性材料に電気エネルギーを短時間供給し、その金属をプラズマ化して被照射体に金属原子を蒸着します。

照射された金属原子は、被照射体(粉末、基板)上でマイグレーションして、ナノ粒子やナノ薄膜を形成します。

合金ターゲットや蒸着源を複数設置し同時照射することで様々な合金をつくることが可能です。また酸素ガスや窒素ガスを導入ことで、様々な窒化物や酸化物を合成することができます。

また、下記の小容量攪拌ユニットを用いることで、粉体上にナノ粒子を蒸着することで様々な触媒を合成することも可能です。

未来を創る小容量攪拌ユニットを開発

小容量攪拌ユニットは、湘南技研が開発した自社製品です。小容量攪拌ユニットは、研究開発用として真空中で小容量カーボン粉体等、細かい粉体を攪拌する能力が優れています。

「燃料電池の電極触媒の研究開発」や「アルミナ粉にパラジウムを蒸着することによる排ガス用触媒の研究開発」等の研究開発に活用できます。

大型設備による幅広い金属加工が可能

湘南技研では、大型金属加工設備を保有しています。「横中ぐりフライス盤」「NCマシニングセンター」「正面盤」「三次元測定機」「NC旋盤」等を活用し、お客様の要望に柔軟に対応できる幅広い金属加工を行っています。

最大Φ1200の丸物、1500×2000の板材まで加工が可能。ステンレス、ニッケル、チタン、モリブデン、銅、アルミ、インコネル等、多様な材料を加工できます。切削、溶接、表面処理まで一貫加工もでき、ベローズ溶接も行います。社内での真空リークテストも対応可能です。

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